無期転換ルール、本格稼働までに・・・その4
本日は、無期転換後の定年の定めについて
お話しさせていただこうと思っています。
無期転換後の労働者との労働契約において、定年を定めることは可能です。
もっとも、就業規則における定年の定めについては、労働契約法第7条、第9
条第10条に定められている就業規則法理の適用を受けるものであることに留意が
必要です。
つまり、無期転換されたからといって、必ず一生働けるようになったのではなく、
労働契約や無期転換者用の就業規則で『定年65歳』などと定めることは可能、ということです。